個人番号が記載された個人を特定できるマイナンバーカードで、期間限定ではありますが、ポイントを貯めたり使ったりすることができるようになりました!
しかし、マイナンバーカードを持っているだけではポイントは貯まりません。
事前に申請が必要で、2020年7月からその申し込みができ、9月から7ヶ月間の期限付きサービスです。
今回は、マイナンバーカードで貯まるマイナポイントを獲得する方法や仕組みについてご紹介していきます。
新型コロナウイルス感染拡大に伴い政府から特別給付金が支給されることが決定し、そのタイミングでマイナンバーカードを取得した方は多かったようですね。 その際、いつでもどこでも自分のタイミングで気軽に行える ...マイナンバーカードでできること【個人番号通知書についても】
マイナンバー制度とマイナンバーカード
住民票を有する国民一人ひとりに個人番号が振り分けられ、平成28年1月からは本格的にマイナンバー制度の運用が開始されました。
この制度が実用化されたことで、これまで多くの書類を必要としていた様々な事務手続きが容易になり、その分の時間や労力が削減されてより正確な手続きが行えるようになったり、それぞれの所得の状況が把握しやすくなったりしました。
しかし、自宅に届いた通知カードで自分の個人番号を確認することはできますが、身分証明書としては利用できません。
身分証明書としても利用できるのは、無料で交付されるプラスチック製の顔写真付きのカード(マイナンバーカード )です。
マイナンバーカードを作るには、個人で役所に申請する必要があります。
申請はパソコンやスマホ、郵送、証明写真機から行え、各市区町村の窓口で受け取ることができます。
https://www.kojinbango-card.go.jp/kojinbango/ マイナンバーカード公式サイト
マイナポイント
そして…!
2020年9月からは、キャッシュレス決済サービスを通して決済額の25%・上限5,000円分のポイント(マイナポイント)が付与されるお得なサービスが実施開始!
お買い物やチャージする度にポイントが貯まり、貯まったポイントを使ってお買い物をすることも可能です。
ただし、このサービスを利用するには、マイナンバーカードが無ければ事前の予約・申請を行うことができないので、まだ持っていないなら早めに申請しましょう!
申請方法については、こちらの記事で詳しくご紹介しています→https://itomarublog.com/about-mynumber-point/
キャッシュレス決済サービスが必須
マイナポイントを貯めるには、マイナンバーカード以外にもう一つ欠かせないものがあります。
それは、キャッシュレス決済サービスの利用です。
クレジットカードやnanaco、楽天Edyなどの電子マネー、PayPayやLINEPayなどのスマホ決済サービスの他、デビットカードやプリペイドカード、地域通貨など計116種類以上のサービスが対応しています。
対象のキャッシュレス決済サービスで支払いや入金をすると、その金額に応じてマイナポイントを獲得できます。
その為、普段と同じようにキャッシュレス決済するだけでマイナポイントも付与されるので、利用しているサービスで獲得できるポイントとWでポイントを貯めることが可能です!
2020年9月から2021年3月までの7ヶ月間限定で実施される総務省のポイントサービス「マイナポイント事業」は、マイナンバーカードさえあれば誰でも利用することができます。 反対に、まだ「通知書はあるけ ...マイナポイント獲得に必要な事と決済サービスで異なる獲得方法
注意!
しかし…
選択できるキャッシュレス決済サービスは1つだけで、最初に1回しか設定することができません。
せっかくポイントを獲得できて使えても、ほとんど使わないサービスを選んでいては十分に活用できないのでもったいないです。
よく利用するお店に対応しているサービスや自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
これまで、PayPay、LINEPay、d払い、楽天Pay、メルペイについて詳しくご紹介してきたのですが、まだまだスマホ決済サービスは他にもたくさんあります。 そこで今回は、まだ紹介できていないスマホ ...スマホ決済16種をまとめて紹介!キャッシュレス時代のお供選びに
ポイントが貰える仕組み
マイナポイント申し込み(7月以降)の際に選んだキャッシュレス決済サービスでチャージや支払いをすると、決済額の25%がマイナポイントとして付与されます。
例えば、スマホ決済を利用しているなら、チャージやお買い物に支払った金額分が登録している銀行口座やクレジットカードからお金が引き落とされ、通常のポイントに加えて支払った金額に応じたマイナポイントが貰える仕組みです。
ポイントが受け取れるタイミングは、利用しているキャッシュレス決済サービスによって異なります。
また、付与されるマイナポイントは上限が5,000円分なので、1回で2万円を超える商品を購入したりチャージしても、貰えるポイントは5,000円分となります。
つまり、2万円の商品を買っても10万円の商品を買っても、貰えるマイナポイントは5,000円分です。
キャッシュレス決済化が進み、最近では「ペイペイ専用レジ」という張り紙を目にします。 今まではどのレジでも会計できましたが、通常のレジとキャッシュレス専用のレジで分けられるようになり、見えない壁があるみ ...キャッシュレス決済の疑問は早めに解決しましょう!
まとめ
今回は、マイナンバーカードで貯まるマイナポイントを獲得する方法や仕組みについてご紹介しました。
マイナンバーカードが必須なので、まだ作っていない方は、前向きに作ることを考えてみてくださいね。
キャッシュレス決済化に続く新たな試みですが、上手く活用すればかなりお得にお買い物ができるので、まずはマイナポイントの申請をしてみましょう!