新型コロナウイルス感染拡大に伴い政府から特別給付金が支給されることが決定し、そのタイミングでマイナンバーカードを取得した方は多かったようですね。
その際、いつでもどこでも自分のタイミングで気軽に行えるという利点から、スマホを使って申請をした方も多いと思います。
また、マイナンバーカードの申請のほとんどはスマホ1つで済みます。
今回は、マイナンバーカードでできることについてご紹介していきます。
個人番号が記載された個人を特定できるマイナンバーカードで、期間限定ではありますが、ポイントを貯めたり使ったりすることができるようになりました! しかし、マイナンバーカードを持っているだけではポイントは ...マイナポイントの獲得方法と仕組み
個人番号通知書とマイナンバーカード
マイナンバーカードを取得するには、通知カードまたは個人番号通知書が必要です。
どちらも自宅に送付されるものですが、令和2年5月25日からは通知カードではなく個人番号通知書が簡易書留で届くようになりました。
個人番号通知書には、
- 氏名
- 生年月日
- マイナンバー(個人番号)
- 申請書ID(23桁)
- 交付申請用QRコード
の記載があります。
スマホでマイナンバーカードを申請する際には、交付申請用QRコードの読み込みまたは申請書IDの入力が必須です。
パソコンや郵送、証明写真機で申請する時にも必ず必要な情報ですので、失くさないよう大切に保管しておきましょう。
それに対してマイナンバーカードには、
- 氏名
- 住所
- 生年月日
- 性別
- マイナンバー(個人番号)
- 顔写真
の記載があり、プラスチック製でICチップが付いています。
通知カードや個人番号通知書はあくまでマイナンバー(個人番号)を本人に知らせる書類ですが、マイナンバーカードは本人確認の際の証明書としても利用することが可能です。
マイナンバーカードでできること
取得すると様々なシーンで利用できて便利なカードで、主に以下の役割を持っています。
- 個人番号の証明
- 公的な身分証明書
- オンライン申請
- オンライン取引
- 各種証明書の取得
マイナンバーを証明する必要がある、本人確認が可能な書類として、オンライン上での個人情報を扱うやり取りを行う、コンビニで証明書の発行を行う、などといった様々な場面で役立ちます。
また、個人番号の証明と身分証明の2つを同時に兼ね備えているのはマイナンバーカードだけです!
どちらも必要な時には、これ1枚で済むのも特徴的です。
スマホでらくらく申請
各市町村の役所で手続きを行うのが一般的でしたが、手持ちのスマートフォンを使って申請に必要なことのほとんどを済ませることも可能です。
直接役所に行って手続きをする場合と異なり、その過程で利用した交通機関や役所内など人が集まる場所に滞在する必要がありません。
スマホを使用することは簡単で楽、普段から使用しているから慣れているし時間や場所は自由に選べるといったメリットの他、感染防止の対策として掲げられている3つの密(密集・密閉・密接)を避けることができ、ソーシャルディスタンスを保つことにも一役買っています。
今が狙い目!期間限定のお得な事業
2020年9月〜2021年3月の7ヶ月間は総務省が実施する「マイナポイント事業」により、キャッシュレス決済サービスを通してマイナポイントを貯めたり使ったりすることができます!
チャージや支払いの度に、支払い金額の25%・上限5,000円分(2万円以上は一定して5千ポイント)のマイナポイントを受け取ることができ、利用しているキャッシュレス決済サービスのポイントと同じように使用することもできます。
スマホ決済サービスも多数対応しているので、ここでもスマホが活躍してくれます。
しかし、これにはマイナンバーカードが欠かせません。
カードが交付されるまでに1ヶ月はかかる為、できるだけ早めに申請しておくのが良さそうです◎
2019年10月から始まった「キャッシュレス・ポイント還元事業」により、カード決済やスマホ決済が主流になりつつありますが、この事業は2020年6月末で終了。 しかし、その後の景気対策としてマイナンバー ...マイナポイントとは?注意点と申請方法
まとめ
今回は、マイナンバーカードでできることとスマホで申請を行うメリットについてご紹介しました。
何となく手を付けづらい印象を持つ人が多いようですが、様々な場面で活用できるので後回しにせず、個人番号通知書を失くす可能性を高める前に作っておくと良いと思います!
また、身分証明書として顔写真が付いているものは運転免許書が一般的でしたが、これからはマイナンバーカードが主流になっていくのではないかと思われます。
スマホやパソコン、郵送や証明写真機からも申請が行えるので、お好きな方法で申請しておきましょう!