ブログをはじめるにあたり、ドメインの取得は欠かせません。
しかし、取得する前にその意味や違いについて知っておきたいところですよね。
高校や専門学校、大学等でPC系の分野を勉強していないと聞き慣れない言葉で、「何のことだかよく分からない」「何となく知っているけど実際どんな種類や違いがあるのか分からない」とこの分野に携わる機会がなければよく分からないままです。
けれどもサイトを開設するなら、やっぱりある程度の知識は持っておきましょう!
今回は、そのドメインについて、意味や種類とその違いをご紹介していきます。
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ドメインが持つ意味とは
例えばこんなURLがあったとします↓
https://www.abc123.jp
この「www」の部分をホスト名と言い、ネットワークに繋がっている機器の名前を意味します。
そしてその後ろに続く「abc.jp」がドメイン名です。
ドメインは、簡単に言うとインターネット上の住所で、世界中で同じ名前がついているサイトは存在しません!
カーナビで住所を入力したら目的地が表示されるのと同じで、ネット検索でURLやドメイン名を入力すると目的のサイトが表示されます。
まさに現実世界の住所と同じような役割を持っているのです。
そしてこのドメイン、さらに「abc123」と「.jp」に分けて考えることができ、「abc123」はサイト名など自由に決められるのですが、既に使用されているものは使うことができません。
一方「.jp」は、トップレベルドメインと言われる部分で、他にも「.com」や「.net」など数百種類あります。
この主な種類や違いについて、さらに見ていきましょう。
トップレベルドメインの種類
上記でドメインは数百種類あると書きましたが、それを大きく分けると
- gTLD(Generic Top Level Domain / ジェネリックトップレベルドメイン)
- ccTLD(country code Top Level Domain / カントリーコードトップレベルドメイン)
この2つに分類されます。
gTLD(ジェネリックトップレベルドメイン)
どこに住んでいても誰でも取得することができる一般的なドメインです。
「.com」「.net」「.org」などがよく利用されていますが、最近は「.xyz」「.top」「.club」といった新gTLDが登場し、一般的なものに比べるとまだ人と同じ文字列になる可能性が低いので好きな文字列のドメインを登録できる可能性が高いです!
ちなみに、「.com」は商用、「.net」はネットワーク用、「.org」は非営利組織用とそれぞれ意味もあります。
ccTLD(カントリーコードトップレベルドメイン)
こちらはISO(国際標準化機構)で規定されている2文字の国コード(日本なら「JP」、アメリカなら「US」)で表すドメインで、その国に住んでいないと取得することができません。
その為、日本では「.jp」が使用でき、日本国内で登記されている会社は「.co.jp」、財団法人や社団法人となどの法人組織は「.or.jp」、学校などの教育機関は「.ac.jp」、政府機関や各省庁などは「.go.jp」といったように、教育機関や会社でのみ利用できるものもあります。
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SEOへの影響はあるのか
ドメインの取得にはお金がかかり、それぞれ価格が異なる為、サイトを運営していく上で有利なものと不利なものがあるのではないかと考える人は多いようですが、実際のところは検索結果の順位に影響はないのでSEO対策として質の良さそうな高いドメインを選んでも他と大差ありません。
差があるとすれば、そのサイトを訪れる人がどんなイメージを持つかということくらいだと思います。
例えば、
「.jp」なら「日本のサイトなんだな〜、何となく安心。」
というように。
正直、ドメインをめちゃめちゃ気にしてサイトを開く人はなかなかいないと思うので、運営者が好きなものを選んで登録して大丈夫です。
無難なのは「.com」や「.jp」ですが、自分を表す「.me」は可愛いから、頂点を目指す意味で「.top」ならモチベーションが上がりそうなど、決めては人それぞれです◎
まとめ
今回は、ドメインの意味や種類についてご紹介しました。
住所にあたる部分ですが、自由に好きな文字列を決められるので、作成するサイトの名前や雰囲気に合わせて考えてみてくださいね♪
しかし、企業や会社でなければ使えない等の条件を要する種類もあるので、事前に登録要件を確認してから目的別に適したものを選びましょう!