最近はスマートフォンと接続できる小さくて薄型のモバイルプリンターも普及してきて、より手軽に写真や文書をプリントできるようになりました。
「Phomemo」というサーマルプリンターは、スマホで入力した文字や写真を手帳やメモにちょうど良いサイズで印刷できます。
シールタイプの用紙ならラベリングにも使えて、スマホと繋げていつでもどこでも簡単に印刷できるところが魅力的です。
今回は、スマホと接続して使用するモバイルプリンター「Phomemo」について特徴や違い、メリットデメリットなどをご紹介していきます。
「Phomemo(フォメモ)」とは?
手のひらサイズの小さなプリンターで、スマホと専用のアプリを用いてモノクロ印刷ができるモバイル機器です。
持ち運びも可能で、いつでもどこでもプリントすることができます。
レシートと同じ感熱式なので、インクが必要ない代わりにプリントしたものを日光に当たる場所に置いておくと消えてしまいますが、日に当たらない場所で保管していれば15年、通常であれば5年ほどは消えずに残るらしいので使い勝手は良さそうです!
用途は様々ですが、手書きと使い分けて手帳やノートに記録しておきたい時や時間割表、ちょっとしたメモ書きなどの際に大変便利なアイテムです。
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3モデルの違い
2021年8月現在、「Phomemo」には
- M02
- M02S
- M02PRO
この3種類が販売されています。
いずれも対応OSは、
- iOS:8.0以上
- Android:4.0以上
で、Bluetooth4.2も共通です。
M02
本体サイズ:約86×82×42mm
重さ:約190g
価格:6,000~7,000円ほど
解像度:203dpi
対応用紙(幅):50mm
M02S
本体サイズ:約84×84×42mm
重さ:約197g
価格:9,000〜10,000円ほど
解像度:300dpi
対応用紙(幅):15mm、25mm、50mm
PRO
本体サイズ:約85×85×46mm
重さ:約190g
価格:10,000〜12,000円ほど
解像度:300dpi
対応用紙(幅):15mm、25mm、50mm
注目するべき違いは解像度で、主に文字をプリントするなら「M02」でも問題ありませんが、画像や写真も印刷したい場合は203dpiだと薄くぼやけた線になってしまうので、300dpiの「M02S」か「M02PRO」がおすすめです。
ロール紙の種類
専用のロール紙はバリエーションが豊かで、通常の白い感熱紙以外にもシールタイプのものや紙自体に色が付いているもの、キラキラとした加工がされているものなど、気分やシーンに合わせて好きな種類でプリントできます。
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価格:1,705円 (2022/5/1 18:56時点) |
「Phomemo」のメリット・デメリット
メリット
- 小型で持ち運びに便利
- 感熱式でインク要らず
- Webページも印刷できる
- スマホと接続して文字や写真が簡単に印刷できる
デメリット
- 感熱式なのでいずれは色褪せて消えてしまう
- カラープリントができない
- おしゃれなテンプレートのデザインが少なめ
- 真っ直ぐ綺麗に切り取るのが難しい
魅力的な利点が多いですが、サーマルプリントならではの欠点もあります。
通常の保存状況下でも5年は印字された文字が消えずに残るようですが、出来るだけ長持ちさせたい場合は、プリント後は出来るだけ日に当たらないよう大切に保管するようにした方が良さそうですね。
一時的に利用したい場合は、すぐにプリントできて使い終わったらそのまま処分できるので使い勝手が良さそうです。
まとめ
今回は、感熱式のモバイルプリンター「Phomemo(フォメモ)」についてご紹介しました。
手軽に文字や写真をプリントできることから、手帳を彩るアイテムとしても人気のようです。
通常の感熱紙だけでなく、シール紙で印刷できるのも魅力的です。
ちょっとしたことに幅広く使えて簡単で便利なプリンターなので、様々なものに活用してみたいですね。