MacBookで使える便利なショートカットキーには様々な種類がありますが、その中でも良く使用するキーが「command(⌘)」です。
commandキーと別のキーの組み合わせで、様々な場面でちょっと面倒な作業をスムーズに済ませることができます。
今回は、commandキーを使った便利なショートカットについてご紹介していきます!
↓ショートカットキーの種類や日常的によく使うショートカットについてはこちらの記事で紹介しています↓
commandキーの役割
キーボード上の1番下、両サイドに1つずつ設置されている「command」と書かれたキーで、「⌘」と表されることもあります。
Apple社製のキーボードに備わっている装飾キーの一つで、Windowsではコントロールキーのポジションです。
他のキーと組み合わせて押し込むことで、様々な機能を持ちます。
マウスやトラックパッドでの操作を素早く簡単に済ませることができるショートカットを適用する際に、Appleではよく登場するキーです。
commandキーを使ったショートカット
新しいウインドウを開く
クリック操作で新しいウインドウ画面を開いても良いのですが、キー操作で瞬時に開くことができます。
方法
- command(⌘)+ N
新しいタブを開く
ウインドウだけでなく、新規タブもキー操作で開くことができます。
方法
- command(⌘)+ T
commandキーとtab(タブ)の頭文字「T」を押すだけなので分かりやすいですね。
また、閉じたタブをもう1度開くショートカットキーもあります。
方法
- command(⌘)+ shift + T
間違えて閉じてしまったりした時に便利です!
開いているウインドウを閉じる
キー操作でウインドウを開くことができるなら、閉じることも可能です。
また、開いている全てのウインドウを一気に閉じることもできます。
方法(ウインドウを閉じる)
- 閉じたいウインドウを選択した状態で、command(⌘)+ W
ウインドウだけでなく、タブも閉じることができます◎
その場合は、閉じたいタブを選択した状態で、上記のキーを同時に押します。
方法(全てのウインドウを閉じる)
- command(⌘)+ option + W
※「option」キーは、左側の「command(⌘)」キーの左隣に配置されています。
アプリを終了する
アプリを開いているなら、終了したい時に以下のキーを押して閉じることもできます。
方法
- command(⌘)+ Q
ウインドウを最小化する
ウインドウ画面左上の黄色のアイコンを押してもすぐに最小化されますが、キーボード上でも操作ができます。
方法
- command(⌘)+ M
ファイル保存・名前を付けて保存する
文書ファイルなど、一旦保存したい時や作業が終わって名前を付けて保存しておきたい時、キーボードから手を離さずに行うことも可能です!
方法
- 保存・・・command(⌘)+ S
- 名前を付けて保存・・・command(⌘)+ shift + S
マウスやトラックパッドに手を持っていかなくても、キーボード上で操作が完結でき流ので効率的です。
印刷する
通常は、画面上のメニューバーから印刷することが多いと思いますが、これもキー操作で簡単に行えます。
方法
- command(⌘)+ P
print(プリント)の「P」と覚えておくと分かりやすいです。
アプリケーションを強制終了させる
SafariやWordなどのアプリケーションが固まって動かない時などに使える強制終了は、マウスやトラックパッド操作ではどうしようもない場合もあります。
そんな時は、キー操作で指示を送ってみましょう。
方法
- command(⌘)+ option + esc
※「esc(エスケープ)」キーはキーボードの1番左上に配置されています。
ページを更新する
ウインドウ画面上部のURLの右にある矢印をクリックして開いているページを最新の状態に更新するのが一般的ですが、キー操作でも行うことができます。
方法
- command(⌘)+ R
reload(リロード)の「R」と覚えておくと分かりやすいです。
ページ移動と戻り
閲覧しているページの1つ前に戻りたい時やページの1番上または1番下まで一気に移動したい時に便利なショートカットです。
commandキーに加えて、キーボード上の右下に配置されている矢印キーを使用します。
方法
- 1つ前に戻る ・・・command(⌘)+ ←
- 1番上に移動・・・command(⌘)+ ↑
- 1番下に移動・・・command(⌘)+ ↓
拡大・縮小
表示を拡大したり縮小したりしたい時には、「+(プラス)」キーと「−(マイナス)」キーを使用します。
方法
- 拡大・・・command(⌘)+ +(プラス)
- 縮小・・・command(⌘)+ −(マイナス)
また、表示を元に戻したい時は、以下のキーを使用するとデフォルトの表示に戻ります。
方法
- command(⌘)+ 0(数字のゼロ)
開いているページをブックマークに追加する
閲覧しているページをキー操作1つでブックマークに追加することも可能です。
方法
- command(⌘)+ D
上記のキーを押すと、追加先とタイトルの編集ができるウインドウ表示がされるので、スムーズにブックマークへ追加できます◎
まとめ
今回は、「command(⌘)」キーとの組み合わせでMacBookで使える便利なショートカットについてご紹介しました。
Macでは「command(⌘)」を使う場面が結構多いので、覚えておくと便利です◎
ちょっとしたショートカットですが、慣れるととてもスマートに仕事をこなせるので、ぜひ試してみてくださいね。