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「Apple Watch」で体温測定はできない?

投稿日:2025/02/05 更新日:

小さなスマホのように操作できる腕時計型のスマートデバイスの1つ「Apple Watch」には、”手首皮膚温測定”という機能があります。

しかし、具体的な体温がわかるわけでは無いようです。

では、一体どういった機能でどんな事ができるのか?

今回はそこに焦点を当ててご紹介していきたいと思います。

 

”手首皮膚温測定”機能

「Apple Watch」series8以降のモデルとUltraシリーズに搭載されている、

「寝ている間の手首皮膚温を計測」

してくれる機能です。

ここで注目していただきたいのが、あくまで手首の皮膚温を測るという事です。

つまり、一般的な体温計のように、体温を計測するわけではありません

体温計とは別のものなのですね。

参考:Apple公式サイト「Apple Watchで就寝時の手首皮膚温の変化を記録する」(https://support.apple.com/ja-jp/102674

 

そもそも手首の温度を測る意味はある?

体の温度を測る時は、脇の下や額、舌をイメージする方が多いと思います。

となると、

「手首の温度は計測する意味があるのか?」

と筆者は疑問に思いました。

 

調べてみると、

「手首で検温することにより、外気の影響を受けにくい。」

NTT東日本 ICT活用ナビ コラム「話題の手首温度測定システム導入企業が増加!」

https://business.ntt-east.co.jp/division/ictkatsuyounavi/column/column_10.html#:~:text=なぜ手首で測定するのか&text=手首であれば冬場,冬場)になります)%E3%80%82)より

とのことで、手首の皮膚温は衣服などで覆う事ができず外気の影響を受けやすい額よりも正確に測定しやすく、

Appleの公式サイトでも、

「手首の皮膚温は、全身の体温の指標となりうる測定値」

Appleサポート(日本)「Apple Watchで就寝時の手首皮膚温の変化を記録する」(https://support.apple.com/ja-jp/102674)より

という説明がありました。

その為、手首で体の温度を測ること自体に意味はあると捉えられます。

 

この機能でできること

体温測定とはまた違ったものではありますが、この”手首皮膚温”を測定する機能でできることは何か?

それは主に、

  • 異変に気付きやすくなる
  • 周期予測に役立てる

この2つだと思います。

 

異変に気付きやすくなる

体温は毎日の生活や活動、環境によって変化するものですよね。

しかし、毎晩皮膚温を計測してくれていれば、その人のおおよその基準値がわかるようになります。

その基準値より大幅に数値が変化している場合や他の健康の記録と照らし合わせた際に、総合的に自分の体の状態について分析でき、何か異変があった時の早期発見に繋がるのではないでしょうか。

 

周期予測に役立てる

女性の場合は、月経によって日常生活や仕事に影響が出る方もいらっしゃいますよね。

月経周期や排卵日の予測に必要な情報である基礎体温を毎日決まった時間に測るのは難しかったり続かないという場合でも、Apple Watchなら身に付けているだけで自動で計測してくれます。

継続的に皮膚温を計測することで、排卵後の体温上昇などが基準値に対する温度変化でわかるようになり、それらのデータを基に次の予測へ役立てる事ができます。

 

まとめ

今回は、Apple Watch series8以降のモデルとUltraに搭載されている「手首皮膚温」の機能についてご紹介しました。

結論としては、この機能を体温計として利用することはできません。

しかし、主に女性向けの機能になるかもしれませんが、測定したデータを活用することが可能です。

また、他の健康データと合わせて管理することでより具体的な状態の把握と改善ができそうです。

 

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