本体の調子がなんだかおかしい、色々試したけど改善しない、という時の対処法として、本体を初期化するという方法があります。
しかし、今後も使用する予定がある場合、個人情報もこれまでのゲームプレイに関する情報など全てのデータを消去するのは勿体無い…。
そんな時の為に、セーブデータを残したまま「Nintendo Switch」本体を初期化する方法があります。
以下では、その手順をご紹介したいと思います。
初期化後も残る情報
今回ご紹介する”セーブデータを残したまま初期化”を行うと、
- ゲームソフトのデータ
- セーブデータ
- 本体で撮影したスクリーンショットや動画
- ユーザー情報
- ニンテンドーアカウントとの連携状態
- 「いつもあそぶ本体」の登録
以上の内容は維持されたまま、それ以外のデータは工場出荷時と同じ状態に戻すことができます。
初期化の手順
セーブデータなどを本体の保存メモリ内に残したまま初期化をする場合、
本体の電源を切る(スリープではなく完全に電源OFF)
↓
音量ボタンの「+」と「-」の2つのボタンを同時に押しながら、電源ボタンを1回だけ押す
(音量ボタンはロゴマークが表示されても押したまま)
↓
「メンテナンスモード」画面が表示されたら、音量ボタンから手を離す
↓
「セーブデータを残して初期化」を選択
↓
注意画面を確認後、「セーブデータを残して初期化」を選択
↓
十数秒待ち、再起動すると初期化完了!
このような流れで進めていきます。
本体の電源は、
電源ボタンを長押し
↓
「電源OFF」を選択
これで完全に切ることができます。
注意
本体保存メモリ内に保存されているゲームソフトのデータは残りますが、
microSDカードの中に保存されているゲームソフトのデータ
については、上記の手順で初期化した後、消えてしまいます。
「ニンテンドーeショップ」から再びダウンロードし直せば問題ありませんが、ソフトの更新処理も行われるので、少し手間と時間がかかります。
まとめ
今回は、「Nintendo Switch」でセーブデータを残したまま初期化を行う方法についてご紹介しました。
これを行うことで本体の調子が良くなることもあれば変わらないこともあります。
原因がよく分からなかったり、上手くいかない時は、自己判断で無理せずカスタマーに問い合わせてみると解決策が分かるかもしれません。
完全に初期化はしたくないけれど一旦リセットしたいという時に本記事を参考にしてみてくださいね。