マイクを使用できる機器には様々なものがありますが、
「録音や拡声がしたいけど、手持ちの機器にはマイク端子が付いていない…」
という場合もありますね。
しかし、マイク端子が無くても音を操作できるようにする事は可能です◎
マイクアンプ(マイクロホンアンプ)というモノを使えば、実況動画に使う音声の収音や運動会等のイベント、楽器演奏の際の拡声が簡単にできます!
今回は、そのマイクアンプについて(株)オーディオテクニカの「マイクロホンアンプ AT-MA2」を例にご紹介していきます。
マイクアンプとは?
そもそも、アンプはamplifierアンプリファイア)の略称で、電気信号を増幅させる為の機器を指します。
という事は、マイクアンプは名前にマイクとある通り、マイクの音を増幅させる機器という事になります。
これを使用すると、マイクの音を大きくする事ができます。
音が大きくなるだけ?
マイクアンプでできる事は、音の大きさを変えるだけではありません!
他にも特徴があります。
クリアな音になる
マイクの音を大きくすると雑音まで大きくなってしまいますが、今回紹介するAT-MA2ならノイズが少なく高音質!
簡単に音を大きく綺麗にできます。
マイク端子が無い機器でもマイクが使用できる
いくら立派な機器とマイクが揃っていても、マイク端子が無ければ繋ようがありません…。
そんな時、PCなどの機器とマイクの間にマイクアンプを配置すれば、マイク端子が無い機器でもマイクの機能を使用できるようになります!
ラジカセやピアノの音を聴く事はできるけど、音声入力機能が無いという場合も同じです◎
audio-technica マイクロフォンアンプ AT-MA2 価格:7,821円 |
こんな時に便利!
主に、マイク端子が無い機器で音を操作できるようにしたい時に便利なアイテムですが、下記のように様々な場面で活躍します。
- 実況動画などの収音
- 会議や集会の際の拡声
- 運動会などイベント時の拡声
- 楽器演奏の音量調整
- 機器の音量や音質の調子改善
など
お値段は数千円で手軽に買えるものから十数万円するものもあり、家庭用としてだけでなく、ビジネスシーンでも役立ちます◎
目的や場面に応じて、ピッタリのものを選んでみましょう!
AT-MA2を買ってみました!
私は音響のプロでは無いので、手頃に買えるものの中からPC用にマイクアンプを購入してみました。
その商品がこちら↓
audio-technica マイクロフォンアンプ AT-MA2 価格:7,821円 |
(株)オーディオテクニカ マイクロホンアンプ AT-MA2
です!
特徴
- コンパクトで場所を取らない
- マイク端子の無いAV機器でマイクを使用できるようになる
- マイク入力端子2種(φ6.3mm標準プラグ、φ3.5mmミニプラグ)が接続可能
- スイッチ1つでステレオ、モノラルの切り替えが可能
- プラグインパワーにも対応している
このように、接続するマイクに合わせて接続や切り替えが行える仕様になっています◎
別途用意する必要があるもの
- ピンプラグケーブル
- マイク
ソニー ECM-PCV80U エレクトレットコンデンサーマイクロホン 価格:3,872円 |
- φ6.3mm標準プラグまたはφ3.5mmミニプラグ
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マイク入力端子は2箇所ありますが、1度に両方の端子を使用する事はできません!
その為、マイクに合わせてφ6.3mm標準プラグかφ3.5mmミニプラグのどちらかを用意します。
いざ、開封!
見た目はとてもコンパクトで、サイズは縦30mm×横70mm×奥行92mm。
メタルな質感でデザインも良い感じです◎
本体以外には、取扱説明書と保証書、ACアダプターが同封されていました。
その他のケーブル類は自分で用意する必要があります。
※説明書によると、オーディオテクニカのホームページでもケーブル(別売)を販売しているそうです。
さて、まずは機器をケーブルで繋いでいきます。
↓本体裏側↓
本体の後ろ側はライン出力端子と付属のACアダプターの差し込み口、プラグインパワーの切り替えスイッチが付いています。
ライン出力端子はピンジャックタイプで、録音や拡声をしたい機器とを繋ぎます。
続いて、マイクをセットしていきます。
↓本体正面↓
先程もお伝えしたように、入力口は2つありますが使えるのは片方だけです。
使用するマイクに合ったプラグを差し込みます。(左がφ6.3mm標準プラグ、右がφ3.5mmミニプラグ)
ACアダプターをコンセントに差し込んだら電源スイッチをマイクに合わせてステレオかモノラルにON。
POWERランプが点灯したら、自由にボリュームを調整して使用開始!!
注意
マイク入力端子は2つを同時に使用する事はできないので、接続するマイクに合わせて1つだけプラグを差し込みましょう。
また、プラグインパワーのスイッチをONにしたままダイナミックマイクロホンやプラグインパワーに対応していないマイクを接続してしまうと、故障の原因になるので使用する際はマイクの種類とスイッチを確認してから接続するようにしましょう。
それから、説明書にも記載されていたのですが…
接続する前に使用する機器と本体の音量を最小にしておきましょう。
これが最大になっていたら電源が入った瞬間に大きな音が出てビックリします笑
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まとめ
今回は、(株)オーディオテクニカのAT-MA2を例にマイクアンプについてご紹介しました。
AT-MA2はマイクの種類に合わせて接続や切り替えが簡単にでき、操作はとってもシンプルです。
さらに音も良くなり音量は自由自在!!
これさえあれば音の操作はバッチリ行えます◎
お値段もそこまで高くは無いので、初めて利用する方にもオススメです。
マイクが使用できない、音を良くしたい、録音・拡声がしたい、そんな時にはマイクアンプを使用してみてはいかがでしょうか?