2021年9月から、「iAEON」という全国のイオンのお店で利用することが可能なお買い物アプリが登場。
イオンのポイントや電子マネー、クレジットカードが1つのアプリでまとめて管理、利用することができるようで、これまで展開されてきた様々なサービスが一本化されて以前よりも分かりやすく使いやすくなりそうです。
また、新機能としてイオン独自のバーコード決済「イオンペイ」も追加され、さらに支払い方法の選択肢が増えました。
今回は、2021年9月から利用できるようになった「イオンペイ」が使える「iAEON」アプリについてご紹介していきます。
アイイオン公式サイト:https://www.aeon.com/aeonapp/
イオン関連のカードがひとまとめに
現在発行することが可能なイオンのカードには、
- イオンカード(クレジットカード)
- WAONカード(電子マネー)
- WAONポイントカード(ポイントカード)
- イオンデビットカード(デビットカード)
主にこのような種類があります。
これらのカードをスマホにひとまとめにできるアプリが「iAEON(アイイオン)」です。
アプリの主な機能
アプリでは、上記に挙げている4つの種類のカードの機能をそのままスマホでも使うことが可能です。
「AEON Pay」
「iAEON」アプリ登場と共に追加された新サービスです。
イオンマークのクレジットカードまたはデビットカードを登録することで使用できるバーコード決済機能で、お会計の際にイオンペイ専用のバーコードをアプリ上で開いてレジでスキャンされると、登録しているカードに紐付けられた銀行口座から引き落とされます。
「WAON」
水色のカードに白い犬がデザインされているイオンの電子マネー機能で、交通系ICカードと同様に事前にチャージしたお金で支払いを行います。
アプリに登録しておくとモバイルWAONとして利用できるようになり、カードではなくスマホを端末にかざすと支払いが完了するようになります。
「WAON POINT」
WAONでの支払い時やWAONポイントカードをスキャンして現金払いを行なった際に付与されるポイントで、イオンカード利用時に貯めることができる「ときめきポイント」とは別物です。
しかし、9月11日からは「ときめきポイント」が「WAONポイント」に統合されるため、さらに貯めやすく使いやすくなります。
アプリに登録しておけるWAONポイントカードの枚数は最大5枚までで、5枚分のポイントをまとめておくことが可能になります。
ポイントを利用する際は、アプリ内の「会員コード」を提示し、これまでと同様に利用したいポイント数をレジの担当者に伝えて使用します。
ポイントの確認については、アプリ内のマイページからいつでも見ることができます。
お気に入り店舗
近くのイオンのお店やよく行く店舗をお気に入り登録しておける機能で、地図上で検索しハートマークをタップすることでお気に入りに追加することが可能です。
店舗情報や現在地からの距離、お得な情報を知ることができる為、普段からよく利用する店舗を登録しておくとお得情報を見逃しにくくなりそうです。
また、行ったことがないイオンのお店でも地図で簡単に検索、閲覧、現在地からの距離やルートが分かります。
このアプリのメリットデメリット
「i AEON」アプリを利用するメリットデメリットには、以下のようなことが考えられると思います。
メリット
- イオン関連のカードに付いているWAONポイントが一つにまとめられる
- イオンのお店(場所や詳細情報)がいつでもどこでも探しやすい
- アプリひとつで電子マネー、クレジットカード、バーコード決済が利用できる
デメリット
- 似た名前のサービスが混在していて分かりにくい
- バーコード決済が追加され、支払い方法の選択肢が広がった一方で仕組みが複雑化しているようにも思える
- 理解していないと使いこなすのが難しそう
今流行りの便利な決済方法が追加され、WAONポイントが1箇所でまとめて管理できるようになったのは良いと思いました。
しかし、機能が広がったことが返ってシステムを複雑化させているような気もしました。
機能が増えると便利になったと感じますが、その反面シンプルで分かりやすく統一されている方が使いやすい部分もあると感じました。
まとめ
今回は、イオンのお店で利用できる「i AEON」アプリについてご紹介しました。
私の近所のイオンのお店はバーコード決済に対応していなかったのですが、このアプリが登場したことで「AEONPay」の利用が可能になり、選べる決済方法の充実度がUPしたのは嬉しく思います。
しかし、その反面デメリットも感じるので、上手く利用していかなければという気持ちと今後のアップデート等に期待したい気持ちもあります。