「Nintendo Switch」のセーブデータは、32GBと限られた本体メモリがいっぱいになったらデータを消していくしかないのか?
本体の空き容量を増やす方法にはどんな手段があるのか?
など、本記事では、現行モデルの本体メモリとセーブデータについて知っておきたい点をまとめています。
オンラインプレイや限定特典、便利なサービス等が利用可能になるNintendo Switch向けの有料サービス「Nintendo Switch Online」に追加パック付きの新たなプランが2021年1 ...【switch】オンラインに追加パック付きの新プランが登場!
セーブデータの保存先
「Nintendo Switch」「Nintendo Switch Lite」では、
- ゲームデータ・・・アップデートや追加コンテンツを含む、ゲームソフト自体のデータ
- セーブデータ・・・ゲームソフトごとに保存される、次遊ぶ時にまた続きから再開できるようにプレイした過程を記録しているデータ
上記2種類のゲームプレイに欠かせない大切なデータを保存できる場所が異なります。
ゲームデータは、microSDカードをスイッチ本体に差し込んでいる場合はmicroSDカードに保存され、差し込んでいない場合やmicroSDカードの容量がいっぱいになった時は、本体保存メモリーに保存されます。
本体で撮影した写真や動画も同様です。
一方で、セーブデータは本体保存メモリーにしか保存されないようになっており、他の記憶媒体にセーブデータを移動させたりすることもできません。
また、現行モデルのスイッチ本体のメモリー容量は32GBと限りがあり、それ以上のデータを保存することも容量の増設を行うことも不可能です。
その為、容量がいっぱいになる前に本体メモリー内に保存されているデータを移動させたり削除したりして、空き容量を増やす必要があります。
本体メモリの容量管理
本体保存メモリーの容量管理の方法としては、
- もう遊ばないセーブデータを削除する
- パッケージ版で遊ぶ
- microSDカードにゲームデータを移す
- 「Nintendo Switch Online」に加入する
このような手段が考えられます。
もう遊ばないセーブデータを削除する
「Nintendo Switch」のゲームカードにはセーブデータが保存されず、全て本体メモリに記録されます。
その為、手放したゲームソフトやもう遊ばなくなったゲームのセーブデータがあれば、そのデータを削除することで本体メモリの空き容量を増やすことができます。
パッケージ版で遊ぶ
ダウンロード版のゲームは、microSDカードにゲームデータを保存していない場合、本体メモリにゲームデータも保存されます。
ゲームデータがゲームカードに収まっているパッケージ版で遊べば、本体メモリに保存されるデータ容量を少し削減できます。
microSDカードにゲームデータを移す
セーブデータはmicroSDカードに移すことはできませんが、その他ゲームプレイに必要な主要データとアップデート内容、追加コンテンツに関しては本体メモリからmicroSDカードに移動させることが可能です。
ゲームデータとセーブデータを物理的に分けて管理する形になりますが、移動させた分だけ本体メモリの容量に空きが出ます。
「Nintendo Switch Online」に加入する
オンラインプレイが楽しめたり、昔懐かしいゲームが遊べるなど加入すると様々なサービスを利用できる有料のプランですが、利用できるサービスの中に「セーブデータお預かり」というのがあります。
一部非対応のゲームタイトルもありますが、1つのゲームソフトに対して1つのセーブデータを「ニンテンドー」のサーバーにバックアップをとってくれるサービスで、特にソフトの本数やデータ容量の制限がありません。
非対応かどうかは、「ニンテンドーeショップ」の商品情報から確認できます。
microSDカードのように自分自身で物理的に管理しないので、失くしたり壊れたりする心配がなく、スイッチ本体が故障してしまった場合でも安全に保管しておけるのが魅力的ですね。
「Nintendo Switch Online」公式サイト:https://www.nintendo.co.jp/hardware/switch/onlineservice/
任天堂のゲーム機「Nintendo Switch」利用者に向けた有料サービス「Nintendo Switch Online」は、ゲームをより楽しめるコンテンツや便利なサービスが充実しています。 加入は ...有料サービス「Nintendo Switch Online」加入するとできること
最後の手段
上記のどの方法も試したくない、試せない場合の最後の手段は、
”もう1台本体を購入する”
これに尽きるのではないでしょうか…。
32GBでは足りないけれど、どうしようもないならもうこれしかないかと。
しかし、現行モデルの「Nintendo Switch」と「Nintendo Switch Lite」の本体保存メモリー容量は32GBですが、「Nintendo Switch 有機ELモデル」では64GBなので、これまでの2倍多くセーブデータ等を保存しておくことが可能です!
現行モデルより高価ですが、ディスプレイの他にも細かい部分もパワーアップしているので価値はあるかもしれません。
まとめ
今回は、「Nintendo Switch」のセーブデータに関する本体保存メモリーの容量の管理についてご紹介しました。
セーブデータはゲームカードの中ではなく、本体に保存されることとアップデートや追加コンテンツも含むゲームそのもののデータはmicroSDカードに保存しておけることを押さえておくと混同しにくくなるかと思います。
32GBでも、データ容量の管理をうまく行うことでいっぱいにならずに1台で長く遊べるので、自身に合っていると思う方法を試してみてください。